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福島県の柳津西山地熱発電所の実地調査

2012年3月6-7日 福島県柳津町にて,地熱発電所の事例について実地調査しました.温泉組合にインタビューし、発電施設を視察しました.また、この調査に先立ち、3月5日(月)滋賀県大・柴田先生、牧さんと共に、国連大学高等研究所(横浜市)の諏訪亜紀先生にインタビュー調査しました.

 

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(上)柳津西山地熱発電所.施設から出る蒸気が景観,日照に影響を及ぼす要因になる.ただし,山間にあること,集落まで距離があるため大きな問題にはなっていないようである.

 

 

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(上左)この時期でも周囲は雪深い.今年は特に雪が多いとのこと.

(上右)数か所から蒸気が集められ,発電所内のタービンへと送られる.

 

 

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(上)温泉組合の方にインタビュー.温泉業を営む方はどちらかといえば地熱発電に慎重な姿勢をしめす人が多いというのを文献等で読んでいたが,見解はさまざまで一枚岩ではない.地熱発電と温泉事業との共生に関する興味深い話を聴くことができました.

 

 

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(左)私たちが宿泊した温泉宿.

(右)ローカル線は1日2本程度なので、乗り過ごすと大変なことに・・・

   早め早めに行動しましょう(教訓)

 

柳津西山地熱発電所は、65000kwhの出力があり、わが国におけるポテンシャル、安定供給という点で将来的に期待できる新エネルギーの一つといえる.今後の展開を注視したい.