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静岡県の風力発電施設の実地調査、および関連団体へのヒアリング調査を実施しました

2010年6月、静岡県にて、風力発電施設の環境アセスメント事例について実地調査しました。東伊豆町の町営の施設および三筋山に計画されていた事例について関係者にインタビューし、当時の建設予定地を見てきました。

 

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(左上)東伊豆町の町営風車.

(右上)民間で運営される風車.ブレードの落下や騒音の苦情等で環境紛争が起こった.

 

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(左上)東京電力へのヒアリング調査.(右上)NEDOへのヒアリング調査

 

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(左上)東伊豆町へのヒアリング調査.(右上)関連団体へのヒアリング調査

その他、事業予定地周辺の区長、河津町にもインタビューしました.

 

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(上)ヒアリング調査によると、東伊豆町では、高さ約60mで出力600キロワットの比較的小型の風車を3基運営している.コスト面では、毎年の売電収入が約5000万円余り、そのうち約半分が建設費用の返済、残りの半分が維持管理費に充てているとのことであり、利益はあまりない。ただし建設費用は15年で完済でき、風車の減価償却が17〜20年なので、順調にいけば完済後2〜5年間はそれなりの収益が見込める.したがって、FIT法案が新規建設だけでなく既存の施設も対象になれば、現状の売電価格11.76円が15〜20円となり、より安定した収益が見込めることになる。

 

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(上)町の担当職員の方に丁寧にご説明いただきました(多謝).

 

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(上)調査の合間の時間で伊豆の町を観光した.

 

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(上)三筋山での集合写真,皆さん調査を終えて楽しいひととき